調査~地盤改良工事
2017.05.01
住宅工事着工のピークを迎えた新潟県中越地方。
春を待って、この季節に集中します。
本格的な着工前には各種調査が進みますが、
そのクライマックスは地盤調査です。
一般的にはSWS式(スウェーデン式サウンディング試験)で
スクリューロッドの荷重と貫入量及び
回転数と貫入量の関係から地盤面下を推定します。
得られたデータ上では換算N値3.5~5
許容支持力30KN/㎡が目安。
どの位置にどれくらいの層が存在するか・・・。
設計上の地盤支持力に不足する場合は、
改良工事の実施となります。
改良工事の工法は何種類かあります。
一番ポピュラーな柱状改良工法。
土壌とセメントを地中攪拌して、
地盤面下に柱を造るものです。
基本的には支持杭という考え方。
一方、こちらは砕石で地中杭を造る工法。
オーガードリルで掘削した穴に砕石を充填、
地盤そのものを締め固めます。
こんな感じです。
使用材料は天然砕石のみ。
クリーンで土地の資産価値を下げない工法と言われています。
終了後の現場内も確かに綺麗。
様々な判断が有るのでしょうが、
弊社では可能な限り、この工法を採用しています。
地盤調査の結果内容、
そして改良が必要な場合は
工法の選択理由、メリット、デメリット、等
是非ともきちんと押さえておきたい部分です。
by yama