昭和町の家 内部
2018.03.06
昭和町の家は床座のイメージです。
今までの暮らしを踏襲。
家族でワイワイ楽しく。
見学会に際し置いてみたこの座卓。
実は、倉庫に長らく眠っていた一枚板を置いただけ。
ほらね!
でも、イメージぴったりです。
畳の間とリビングがつながり
ちょっと落着いた雰囲気とも言えます。
マグネットが付く壁は奥様のご希望
5段回りの階段を上がると
正面にスリット窓が見えてきます。
右に回りこむと、物干サンルーム。
更にその先はバルコニーへと続きます。
今回はフラットバーの手摺に
タモの笠木を付けました。
亜麻仁油を塗り込んで
木目を引き立たせる。
いい感じに仕上がります。
先週末は内覧会を開催しました。
どこに居ても温かい。
温度差の無い快適さを体感して頂けたと思います。
ロフト付約40坪の空間が1F・2Fのエアコンで
全室内ほぼ20℃キープ。
エアコンはアイドリング状態です。
しかも、普通の壁掛け仕様。
机上計算では、熱容量的には
リビングのエアコンのみでOKとなりますが
熱ムラを考えて無理に1台にはこだわらず・・・。
床・壁・天井の表面温度を測定すると
1Fは床と天井で2℃~3℃の差
2Fは驚くべき事に、各室とも差が0!
この家のUA値は0.46W/㎡K
C値は 0.4c㎡/㎡
BEI 0.75
つまり、一次エネルギー消費量削減率 25%
数値的には特別すごい値ではないのです。
壁はボード気密工法と耳付フィルムのグラスウール充填。
床と桁上の断熱材もグラスウール。 付加断熱もなし。
つまり、特別の物や工法を使っているわけではないという事です。
1つ言える事は、
「しっかり造る・きちんと造る」という事。
しっかり設計し、しっかり監理し、しっかり施工する。
これが重要。
想いを込めた分だけ、結果になって現れます。
いい家が出来ました。
by yama