千谷の家 完成
2016.12.16
ご計画の立上げから約一年。
「千谷の家」としてご紹介してきましたが、
先日、取扱説明も済み、お引渡しとなりました。
夏季の日射遮蔽のため、南面は大きく張り出した軒が特徴。
大開口を持つリビングはさらに奥に配置。
南中高度の低い今の時期。日差しはリビング内最奥の床にまで差し込みます。
住宅棟と物置棟。
前面道路に対し、2棟が並びます。
外観は黒いガルバリウムと杉板。
黒いアクセント壁を持つリビングの床は、
ヨーロピアンオーク材。
正面はこの家で最大の窓。トリプルガラスです。
カラーリングを楽しむ。
畳もブラック。
一転、キッチンの床はホワイト。
右奥はパントリーを経て勝手口へ。
鮮やかなデザインが楽しいプライベートエリアの壁。
画像では説明しにくいのですが、1F、2Fともぐるりと回れる動線。
いわゆる、回遊動線となっています。
これは、生活する上で、快適な(痛快な!)動きが取れるはずです。
スペック的には、積雪荷重1.5mで耐震等級2。
Q値1.26W/㎡K UA値0.40W/㎡K
年間暖房負荷5,284KWh
1次エネルギー消費量のBEIで0.60
欲を言えば、温熱的にもう少しがんばりたい気もしますが、
クオリティとコスト(イニシャル及びランニング)のバランスでこの点に落ち着きました。
水道光熱費のシミュレーションではH25年基準の家と比較して、年間▲¥60,820-の削減となっています。
「プラン」というパッケージングで見た時の好バランスが特徴。
約1年間のプロジェクトとして、建物のみならず、すべての事にかかわらせて頂くと、
今、なんというか・・・、名残惜しいような気分にさせられます。
時々は様子を伺いに行きますね! その時はよろしく! です。
by yama