千谷の家 気密処理
2016.09.10
比較的、天候にも恵まれて
外壁下地まで順調に進んでいます。
貫通部の防水処理。
内部は断熱・気密工事に入ります。
特に気密処理は最重要。
まずは、床。
ちなみに「千谷の家」は床断熱。
柱脚貫通部もシールで密着。
筋交接合部の壁先張シート。ここはポイントですね。
断熱材充填後に壁の気密シートと連続させます。
桁・梁の接合部は欠損を起こしやすい部分。
きっちり、丁寧な施工。
浴室・脱衣室の床下。 ここ、重要ポイントです。
この部分はメンテナンス性と気密性を考慮すると、基礎断熱がベター。
つまり、断熱・気密ラインが床~基礎と変化する部分となります。
床合板、土台廻り、基礎断熱材ともに気密・断熱の欠損が無いように。
妥協なく、徹底的に施工。
とにかく、目に付く所は見逃さず、細かい部分の積み重ねでC値の向上を!
現場では施工に関わる全ての人が、「理解している」事が大切です。
その為、日々、学習となりますが・・・。 良いものを造りましょう!
リビングの大開口はクリプトンガス&Low-Eとの組み合わせで、熱貫流率1.05W/(㎡・K)
アルミの耐久性と樹脂の断熱性を併せ持つ、ハイブリッドサッシ。
2F北側の展望窓はアルゴン&Low-E。
使い分けてます。
階段上がって、ホールから振り向くと・・・
広大な北の風景が目に飛び込んでくる。 「抜け」感。
ここは、気持ち良い場所になるはずです。
by yama