解体工事が進みます
2017.04.02
雪国は、まだまだ春の陽気と冬の名残が
日替わりでやってきます。
ぽかぽか陽気を楽しむのは、もう少し先かな・・。
その間、静かに、ゆっくりと解体工事が進んでいます。
慣れ親しんだはずの部屋も、ガランとして異質な空間。
床下から囲炉裏跡。
意外な発見もあったりします。
今まで長い間、ありがとう。
柱の傷や、壁の落書きに忘れていた時間がよみがえる。
この欄間は大切に取り外して、また使います。
床の荒板も囲い材に再利用。
すばらしい事です。
家を中心に何世代にも渡り、
家族の歴史が連綿と続いた時代。
今や、数少ない事例となったのかもしれません。
今回のプロジェクトは、4世代が同居する暮らしがテーマ。
自然の環境と折り合いをつけ、
また、地域の暮らしとも折り合いをつけて
無理なく、無駄なく暮らして行きたい。
そんな想いでご提案を進めていきます。
まだまだ、これだけの雪。
急ぐ必要はありません。
ゆっくり、じっくり、確実に。
by yama